桐蔭学園が仰星を下しベスト4へ!前回大会決勝の再現

第105回全国高校ラグビー大会・準々決勝、桐蔭学園 vs 東海大仰星の対戦カードを記した、スタジアム背景のアイキャッチ画像。 学生ラグビー

前回大会の決勝カードが早くも準々決勝で激突。桐蔭学園が序盤からFB曽我大和のドロップゴールとWTB鈴木豪のトライで主導権を握る。東海大仰星もFL米谷翔馬の2トライなどで食い下がるが、桐蔭は後半にCTB坪井悠が2トライを挙げ突き放した。終盤の仰星の猛追を凌ぎ切り、32-22で桐蔭学園がベスト4進出。事実上の決勝戦とも呼べる熱戦を制した。

出場メンバー

東海大学付属大阪仰星高等学校(大阪府)
FW総体重:810kg / FW平均体重:101.3kg
背番号 ポジション 氏名 身長 体重 年齢
1 PR 朝倉久喜 179cm 108kg 18歳
2 HO ★角方温太 178cm 105kg 18歳
3 PR 佐口広樹 180cm 110kg 18歳
4 LO 藤岡京 178cm 96kg 17歳
5 LO 延與智裕 186cm 104kg 17歳
6 FL 米谷翔馬 183cm 104kg 17歳
7 FL 石原瑠聖 170cm 88kg 17歳
8 No.8 塩谷優太 176cm 95kg 18歳
9 SH 阪井誠士朗 163cm 60kg 17歳
10 SO 松永淳之介 171cm 82kg 17歳
11 WTB 菊池敬太 172cm 83kg 18歳
12 CTB 山崎瑛太 175cm 86kg 17歳
13 CTB ★東佑太 174cm 85kg 17歳
14 WTB 山本健剛 183cm 93kg 17歳
15 FB 前田航 174cm 87kg 17歳
16 リザーブ 谷口琳音 179cm 100kg 18歳
17 リザーブ 西嶋丈 172cm 100kg 17歳
18 リザーブ 香川由太郎 181cm 100kg 17歳
19 リザーブ 善住竜輝 177cm 90kg 17歳
20 リザーブ 林淳昊 170cm 72kg 18歳
21 リザーブ 堀颯来 177cm 82kg 17歳
22 リザーブ 小出壮太郎 175cm 86kg 17歳
23 リザーブ 太田悠登 175cm 83kg 18歳
24 リザーブ 西絃太 176cm 90kg 18歳
25 リザーブ 藤原英留 175cm 94kg 18歳
桐蔭学園高等学校(神奈川県)
FW総体重:743kg / FW平均体重:92.9kg
背番号 ポジション 氏名 身長 体重 年齢
1 PR ★田邊隼翔 172cm 99kg 18歳
2 HO ★堂薗尚悟 174cm 99kg 18歳
3 PR ★喜瑛人 173cm 100kg 18歳
4 LO 吉田頼生 182cm 90kg 18歳
5 LO 堺史道 177cm 94kg 17歳
6 FL ★長尾峻 173cm 85kg 18歳
7 FL ★前鹿川雄真 175cm 89kg 18歳
8 No.8 ★足立佳樹 182cm 87kg 18歳
9 SH 竹内楓稀 160cm 65kg 18歳
10 SO ★竹山史人 172cm 74kg 18歳
11 WTB 西本友哉 183cm 81kg 18歳
12 CTB ★坪井悠 172cm 74kg 18歳
13 CTB 古賀啓志 188cm 92kg 17歳
14 WTB 鈴木豪 176cm 75kg 18歳
15 FB 曽我大和 175cm 72kg 17歳
16 リザーブ 添田顕慎 171cm 104kg 17歳
17 リザーブ 木俣蒼司郎 175cm 103kg 17歳
18 リザーブ 山中綜一郎 175cm 104kg 18歳
19 リザーブ 本村仁 184cm 81kg 18歳
20 リザーブ 大塚一輝 177cm 93kg 17歳
21 リザーブ 金野悠生 161cm 61kg 16歳
22 リザーブ 瀬戸功大 171cm 70kg 17歳
23 リザーブ 金子禄 171cm 75kg 18歳
24 リザーブ 大久保志哉 168cm 75kg 16歳
25 リザーブ 田代拓大 174cm 68kg 18歳

★マークは高校日本代表候補

前半:桐蔭の勝負強さと主将の執念

試合開始早々、桐蔭学園はFB曽我大和が鮮やかなドロップゴールを沈めて先制。さらに前半7分、WTB鈴木豪が左隅にトライを奪い、序盤からペースを掴む。対する東海大仰星も12分、FL米谷翔馬がパワーで押し込み、コンバージョン成功で1点差に肉薄。しかし、前半終了間際の29分、桐蔭の主将HO堂薗尚悟がゴール前の混戦から値千金のトライ。主将自ら背中で示し、桐蔭が15-7とリードして折り返す。

後半:坪井の決定力と仰星が見せた意地の猛追

後半、桐蔭学園は再び曽我のPGで加点すると、5分にCTB坪井悠が鮮やかな突破からトライ。さらに17分にも坪井がこの日2枚目となるトライを奪い、32-12とリードを広げ勝負を決定づけた。しかし、ここから東海大仰星が怒涛の反撃。交代出場のSH林淳昊がテンポを上げ、30分に自らトライ。さらにロスタイムにはCTB小出壮太郎も意地のトライを返したが、あと一歩及ばず。桐蔭学園が10点差を守り切り、歓喜のノーサイドを迎えた。

本試合のピックアップ・プレイヤー

堂薗 尚悟(桐蔭学園高等学校、3年生、HO、背番号2)★2025年度高校日本代表候補
主将としてFW陣を統率。前半終了間際に奪ったトライは、チームの士気を高めると同時に勝利への大きな流れを引き寄せた。

米谷 翔馬(東海大学付属大阪仰星高等学校、17歳、FL、背番号6)
前後半で1つずつ、計2トライをマーク。攻守において圧倒的な運動量を見せ、劣勢の時間帯でもチームを鼓舞し続ける反撃の旗頭となった。

坪井 悠(桐蔭学園高等学校、3年生、CTB、背番号12)★2025年度高校日本代表候補
後半の勝負どころで2トライを挙げる決定力を発揮。力強いランと状況判断の良さで、仰星のディフェンスラインを切り裂いた。

東 佑太(東海大学付属大阪仰星高等学校、3年生、CTB、背番号13)★2025年度高校日本代表候補
仰星の攻守の要。ボールを持てば必ずゲインラインを突破する力強い走りが光った。鋭いタックルでも桐蔭の攻撃に立ちはだかった。

田邊 隼翔(桐蔭学園高等学校、3年生、PR、背番号1)★2025年度高校日本代表候補
スクラムの要としてフロントローを支え、強固なセットプレーの基盤を構築。密集戦でも泥臭く体を張り続け、勝利に貢献した。

喜 瑛人(桐蔭学園高等学校、3年生、PR、背番号3)★2025年度高校日本代表候補
右プロップとしてスクラムの安定に寄与。コンタクト局面での力強さを活かし、相手守備陣にプレッシャーを与え続けた。

角方 温太(東海大学付属大阪仰星高等学校、3年生、HO、背番号2)★2025年度高校日本代表候補
セットプレーの中心として奮闘。後半29分に交代するまで、攻守において高い運動量を見せチームを鼓舞し続けた。

前鹿川 雄真(桐蔭学園高等学校、3年生、FL/NO8、背番号7)★2025年度高校日本代表候補
接点での激しいファイトと卓越したリンクプレーを披露。機動力を活かしたディフェンスで、仰星のバックス展開を封じ込めた。

まとめ

前回王者としての矜持を見せた桐蔭学園。ここぞという場面での集中力と、着実にスコアを重ねるマネジメント力は圧巻。敗れた東海大仰星も、リザーブ陣を含めた後半の猛追は、名門のプライドを感じさせる素晴らしい戦いぶりであった。このハイレベルな一戦を乗り越えた桐蔭学園は、さらなる進化を遂げて準決勝の舞台に立つ。彼らの連覇への歩みに、今後も注目が集まる。

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