【花園準々決勝】大阪桐蔭が國學院栃木を撃破!須田琥珀の劇的トライで準決勝へ

第105回全国高校ラグビー準々決勝、大阪桐蔭対國學院栃木の対戦カード 学生ラグビー

近畿王者・大阪桐蔭と関東王者・國學院栃木による、まさに意地とプライドがぶつかり合う激闘。大会随一の堅守を誇る両校の戦いは、最後まで勝敗の行方が分からない緊迫した展開となりました。最終盤に勝ち越しに成功した大阪桐蔭が14-7で逃げ切り、3大会連続となるベスト4進出。王者・桐蔭学園への挑戦権を手にしました。

出場メンバー

大阪桐蔭高等学校(大阪府)
FW総体重:810kg / FW平均体重:101.3kg
背番号 ポジション 氏名 身長 体重 年齢
1 PR 谷爲慶 174cm 98kg 18歳
2 HO 金井琉晟 180cm 115kg 17歳
3 PR 成田良翔 180cm 115kg 18歳
4 LO 冨永竜希 184cm 97kg 17歳
5 LO ★泊晴理 192cm 107kg 18歳
6 FL 坂田大和 176cm 90kg 18歳
7 FL 島崎(山に立に可)壮汰 172cm 87kg 18歳
8 No.8 ★竹崎(山に立に可)司 184cm 101kg 17歳
9 SH 福島悠右 171cm 76kg 18歳
10 SO ★矢守勇生 179cm 86kg 17歳
11 WTB 上原健新 180cm 77kg 17歳
12 CTB 北浦玲樹 168cm 77kg 18歳
13 CTB ★手崎颯志 176cm 84kg 18歳
14 WTB ★モレノ経廉ザンダー 183cm 85kg 17歳
15 FB 須田琥珀 172cm 78kg 18歳
16 リザーブ ★國分僚太 172cm 103kg 17歳
17 リザーブ 高松和久人 165cm 84kg 18歳
18 リザーブ 内遙世 181cm 106kg 16歳
19 リザーブ ★酒井結仁 197cm 108kg 18歳
20 リザーブ 川西正樹 178cm 87kg 16歳
21 リザーブ 福塚咲太朗 173cm 75kg 17歳
22 リザーブ 西悠介 174cm 85kg 16歳
23 リザーブ 近藤烈 167cm 80kg 18歳
24 リザーブ 吉村大志 176cm 83kg 17歳
25 リザーブ 吉川大惺 178cm 85kg 17歳
國學院大學栃木高等学校(栃木県)
FW総体重:745kg / FW平均体重:93.1kg
背番号 ポジション 氏名 身長 体重 年齢
1 PR 中司心弥 166cm 101kg 18歳
2 HO 千野雄平 172cm 96kg 18歳
3 PR 岡田佑獅朗 171cm 108kg 17歳
4 LO 鈴木凜蔵 188cm 90kg 18歳
5 LO 河合遼真 178cm 93kg 18歳
6 FL 佐藤凌吾 175cm 83kg 18歳
7 FL 小田部祐太 176cm 86kg 17歳
8 No.8 椎名優真 164cm 88kg 17歳
9 SH ★石原陽 169cm 68kg 18歳
10 SO 中村健汰 173cm 73kg 18歳
11 WTB ★池田健心 172cm 80kg 17歳
12 CTB ★福田恒秀道 171cm 76kg 18歳
13 CTB 根岸悠羽 170cm 81kg 18歳
14 WTB 家登正宜 175cm 80kg 18歳
15 FB 手塚慈英 177cm 80kg 18歳
16 リザーブ 前濱琥太朗 175cm 101kg 16歳
17 リザーブ 青木悠隼 172cm 95kg 17歳
18 リザーブ 神田湊喜 178cm 102kg 18歳
19 リザーブ 林出樹 177cm 88kg 17歳
20 リザーブ 渡邊晃輔 171cm 83kg 18歳
21 リザーブ 佐川大進 171cm 72kg 16歳
22 リザーブ 須賀若葉 168cm 80kg 18歳
23 リザーブ 橋本健吾 173cm 78kg 17歳
24 リザーブ 白谷怜大 172cm 72kg 16歳
25 リザーブ 伊東柊頼 170cm 70kg 17歳

★マークは高校日本代表候補

前半:重厚なモールの圧力!大阪桐蔭が先制パンチ

試合開始から、両校の激しい接点の攻防が続く展開。均衡を破ったのは前半14分、大阪桐蔭が得意のセットプレーから魅せます。敵陣深くのラインアウトから、高校日本代表候補のLO泊晴理を軸としたドライビングモールを形成。BK陣も参加する強力な推進力で國學院栃木のディフェンスを押し切り、SH福島悠右が先制トライ。FB須田琥珀のコンバージョンも決まり、7-0とリードを奪い主導権を握ります。

後半:國學院栃木の猛追と、須田琥珀の執念の決勝弾

後半に入ると、國學院栃木が反撃の狼煙を上げます。後半19分、主将CTB福田恒秀道を起点とした鮮やかなサインプレーを遂行。大外で余ったWTB家登正宜が右隅に飛び込み同点トライ!難しい角度のキックを根岸慈英が沈め、試合は7-7の振り出しに。


しかしドラマは終了直前に待っていました。後半27分、大阪桐蔭はFB須田琥珀がタックルを跳ね除けながら右中間に執念のトライ。劇的な幕切れで激闘に終止符を打ちました。

本試合のピックアップ・プレイヤー

須田 琥珀(大阪桐蔭高等学校、3年生、FB、15番)
後半27分、相手の懸命なディフェンスを突破して挙げた決勝トライは圧巻。地元・東大阪出身の誇りを胸に、コンバージョンも1本成功させるなど、勝負どころでの集中力が際立った。

泊 晴理(大阪桐蔭高等学校、3年生、LO、5番)★2025年度高校日本代表候補
大阪桐蔭の武器であるモールの核として君臨。空中戦での安定感はもちろん、ブレイクダウンでの激しい働きで相手の自由を奪い続けた。192cmの長身を活かしたセットプレーは圧巻。

國分 僚太(大阪桐蔭高等学校、3年生、PR、16番)★2025年度高校日本代表候補
後半25分から登場。終盤の最も苦しい時間帯にスクラムの強度を引き上げ、セットプレーの安定に貢献。短い出場時間ながら、代表候補としての実力を証明した。

福島 悠右(大阪桐蔭高等学校、3年生、SH、9番)
前半14分、FWに指示を飛ばし見事なモールコントロールから先制トライをマーク。テンポの良い球出しと的確な状況判断で、大阪桐蔭の重厚なアタックを司った。

福田 恒秀道(國學院大學栃木高等学校、3年生、CTB、12番)★2025年度高校日本代表候補
チームを牽引する主将。同点トライの起点となったサインプレーの遂行力は流石の一言。献身的なサポートと激しいタックルで、最後までチームに勇気を与え続けた。

石原 陽(國學院大學栃木高等学校、3年生、SH、9番)★2025年度高校日本代表候補
テンポの良い球出しで、國學院栃木の連続攻撃にリズムを生み出した。大阪桐蔭の強固な壁に対し、果敢に揺さぶりをかけ続けたセンスは高く評価されるべきだろう。

家登 正宜(國學院大學栃木高等学校、3年生、WTB、14番)
後半19分、見事なオーバーラップから右隅へ同点トライを奪取。一瞬の隙を逃さないスピードと決定力で、関東王者の意地を聖地・花園に見せつけた。

まとめ

近畿と関東の王者がぶつかり合った一戦は、最後まで組織力と個の力が拮抗した好ゲームとなりました。國學院栃木の粘り強いディフェンスに苦しみながらも、最後は伝統のセットプレーとFB須田琥珀の個の力でこじ開けた大阪桐蔭の「勝負強さ」が光りました。準決勝の相手は、3年連続の顔合わせとなる宿敵・桐蔭学園。この劇的な勝利の勢いをそのままに、王座奪還へと突き進めるか注目です。

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