【大学ラグビー選手権2026】準決勝の見どころと注目選手:国立をかけた激突

第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準決勝(早稲田対帝京・明治対京産)の見どころ解説画像 大学ラグビー

早稲田大学 vs 帝京大学 12:25キックオフ

 対戦日時:2026/01/02(金)12:25〜  会場:国立競技場  放映:NHK総合

前回王者帝京の「フィジカル」か、早稲田の「スピード」か

見どころ
早稲田大学(関東対抗戦3位)と帝京大学(関東対抗戦4位)の好カード。
昨年度の決勝と同一カードが準決勝で実現します。 準々決勝で難敵・天理大を破り、勢いに乗る早稲田が、史上初の大学選手権連覇を狙う王者・帝京に挑みます。 対する帝京は、準々決勝で筑波大を完封し、鉄壁の防御と圧倒的なスクラムの強さを改めて証明しました。 早稲田がどれだけ早いテンポでボールを動かし、帝京の重圧をいなして自分たちのペースを作れるかが、勝負の分かれ目となります。

この試合の注目選手

  • FB 矢崎 由高(早稲田大学3年, 180cm, 86kg) 日本代表
    世界を驚かせる爆発的な加速力と、相手守備を無力化する天性のランニングスキルを誇る日本ラグビー界の至宝。大学1年時から日本代表に飛び級で選出され、最後方からゲームを一変させる決定力を持つ。 桐蔭学園高時代からその名は全国に轟き、現在は「エディー・ジャパン」の攻撃の核として活躍。異次元のスピードでライン際を駆け抜け、どんな状況からでもトライを奪い切る次世代のスター。
  • SO/FB 服部 亮太(2年, 178cm, 80kg) 高校日本代表候補 U20日本代表
    名を連ねる次世代のゲームメイカー。佐賀工業時代から培われた卓越したキック精度と、自らも隙を突いて突破するランニングスキルで早稲田のアタックにリズムを生む。 2年生ながら落ち着いた状況判断でBKラインを操り、最後方からのフィールディングも安定。矢崎選手とともに早稲田の「高速ラグビー」を体現し、勝負所での高い得点能力を発揮する。
  • CTB 野中 健吾(4年, 180cm, 92kg) U20・23日本代表
    名門・東海大仰星の主将として全国制覇を成し遂げた、圧倒的なリーダーシップと実力を兼ね備えるセンター。180cm、92kgの強靭な体躯を活かした力強いボールキャリーと、相手の攻撃を断ち切る激しいタックルで攻守の要となる。 最終学年を迎え、最前線で身体を張り続ける献身的なプレーで早稲田の組織防御を統率。正確な状況判断からパス、キックも器用にこなし、BKラインに力強さと安定感をもたらす。
  • LO/FL アントニオ・フィシプナ(1年, 192cm, 115kg)
    青森山田出身 192cm、115kgの圧倒的な体躯を誇り、1年目から王者の主力として躍動する重戦車ランナー。大柄ながらしなやかな走りと、相手を引きずりながら繋ぐオフロードパスで、一気にチャンスを演出する。 ラインアウトの核となる高さに加え、バックス並みの加速力で大外を駆け抜ける機動力も圧巻。目標とするワーナー・ディアンズ(日本代表)を彷彿とさせるスケールの大きなプレーで、連覇に向けた最大の武器となる。
  • SO/CTB 本橋 尭也(3年, 181cm, 88kg) U20日本代表
    京都成章高時代に主将としてチームを全国4強へ導いた、冷静沈着なゲームメイカー。181cmのサイズを活かした力強いランに加え、”ファンタジスタ”と称される卓越したキックセンスとパスワークで帝京の多彩なアタックを自在に操る。 U20日本代表でも12番として存在感を放ち、大学では司令塔としてチームの連覇を支える。兄・拓馬選手譲りの勝負強さと、大舞台でも動じない判断力で、王者のBKラインに安定感と創造性をもたらす。
  • CTB/WTB 日隈 太陽(4年, 186cm, 92kg)
    大分東明出身 186cmの長身と強靭なフィジカルを武器にする大型バックス。大分東明時代から培われた高い突破力に加え、帝京での4年間で接点の強さをさらに磨き上げ、攻守両面で圧倒的な存在感を放つ。 大学選手権などの大舞台でも、そのサイズを活かした力強いランでディフェンスラインを切り裂き、決定的なチャンスを演出。最上級生として、個の力で局面を打開する帝京アタックの重要なピース。

明治大学 vs 京都産業大学 14:45キックオフ

 対戦日時:2026/01/02(金)14:45〜  会場:国立競技場  放映:NHK総合

重戦車FW vs 泥臭いFWという、伝統と誇りがぶつかり合い

見どころ
明治大学(関東対抗戦 1位)

伝統の「前へ」を象徴する強力なフォワード戦を軸に据えつつ、今シーズンは極めて精度の高いエリアマネジメントを確立しています。ハーフバック団による戦略的なキックで優位に敵陣へ侵入し、そこから重厚なフォワードと華やかなバックスが連動する、隙のないアタックを展開するのが特徴です。伝統のスクラムを起点にゲームを支配して、王座奪還を狙います。

京都産業大学(関西リーグ 2位)

関西リーグで長年培ってきた、大学界屈指のコンタクト・ラグビーを貫いています。名物である低く鋭いスクラムと、相手を引きずり出すまで押し続ける強固なモールは、対戦相手にとって最大の脅威です。今シーズンは、個の突破力に依存するだけでなく、全員が泥臭く接点に絡み続ける「献身性」がさらに深化しました。

この試合の注目選手

  • CTB 平 翔太(4年, 175cm, 94kg) 主将 高校日本代表 U20日本代表候補
    東福岡出身 102代目の主将を務める、明治の攻守の要。年時から紫紺の12番を背負い、「スリ足」と称される独特の加速と細かなステップで相手防御網を次々と無力化する。司令塔としての高い戦術眼でBKラインに創造性をもたらすだけでなく、絶体絶命のピンチを救う献身的なカバーディフェンスも一級品。東福岡時代に全国制覇を経験した「勝者のメンタリティ」を武器に、80分間チームを鼓舞し続ける。
  • SO 伊藤 龍之介(3年, 170cm, 79kg) 高校日本代表 U20日本代表候補
    國學院栃木出身。抜群のラグビーセンスを誇り、変幻自在のランと裏を突く高精度のキックで明治のアタックを自在に操る若き司令塔。50-22キックを瞬時に狙い撃つ高いエリア感覚と、密集の隙を逃さず自ら仕掛ける鋭い突破で、停滞したゲームの流れを一変させる力を持つ。高校時代には花園準優勝の立役者となり、現在はU20日本代表の司令塔としても活躍。兄・耕太郎(BR東京)から譲り受けた勝負強さを備え、大舞台になるほどその輝きを増すファンタジスタ。
  • LO 物部 耀大朗(3年, 192cm, 116kg)高校日本代表 U20日本代表候補 JAPAN XV
    中部大春日丘出身。192cmの長身と116kgの巨躯を活かした空中戦に加え、密集戦での爆発的なキャリーで敵陣を粉砕するフィジカルモンスター。今大会の準々決勝では、重戦車のごとき突進でロックとして異例のハットトリックを達成し、学生離れした決定力を全国に知らしめた。スクラムの最深部を支え、強引に押し切るその推進力は明治の「前へ」を象徴する最大の武器。小学生時代の相撲経験で培った強靭な足腰と、JAPAN XV(日本代表候補)選出で磨かれた国際基準の強度は他を圧倒する。

LO 石橋 チューカ(3年, 190cm, 106kg) U20日本代表 JAPAN XV
報徳学園出身。190cmの長身と強靭なバネを誇る、京産の空中戦を支配する絶対的守護神。ラインアウトの核となるだけでなく、100kg超の体躯を活かした力強いボールキャリーでチームにモメンタムをもたらす。 U20日本代表やJAPAN XVでも存在感を放つ、世界基準のフィジカルを備えた次世代ロック。密集戦での泥臭い仕事から大外でのランニングまで、80分間を通して高い機動力を発揮し続ける。

PR 佐名木 風雅(2年, 183cm, 115kg)
関大北陽出身 183cm、115kgの巨躯を武器に、王者のスクラム最前線を支える若きプロップ。高校時代から定評のある圧倒的なパワーを大学の舞台でも発揮し、密集戦での力強いボールキャリーで敵陣を突き進む。 2年生ながら層の厚い帝京FW陣の中で着実に経験を積み、セットプレーの安定感に大きく貢献。100kgを優に超えるサイズを感じさせない機動力を持ち、攻守にわたってコンタクト局面で圧倒的な強度を誇る。

WTB ナブラギ・エロニ(3年, 185cm, 103kg) 高校日本代表
大分東明出身 爆発的なスピードと強靭なフィジカルを兼ね備えた、大学ラグビー界屈指のフィニッシャー。大分東明時代には「サニックス・ワールド・ラグビー・ユース」で最多トライ賞を獲得するなど、世界レベルの突破力を誇る。 184cmの体躯を活かしたパワフルなランに加え、一度スペースを見つければ独走する高い決定力が魅力。2年生ながら関西王者のバックスラインにおいて攻撃の核を担い、どんな体勢からでもトライを奪い切る。

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