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日本代表 32-35 オーストラリア代表 レビュー ― あと3点、8戦目の壁を越えられなかった花園

#日本代表 #オーストラリア代表 #リポビタンDチャレンジカップ #テストマッチ #2026年 #エディー・ジョーンズ #伊藤龍之介

2026年8月8日、東大阪市花園ラグビー場。リポビタンDチャレンジカップ2026の第1戦で、日本代表オーストラリア代表32-35 で敗れました。

前半を14-14の同点で折り返しながら、後半に突き放されての3点差負け。対戦成績はこれで8戦全敗となりましたが、内容だけを見れば「あと一歩」がはっきり見える試合でした。


試合結果サマリー

項目内容
大会リポビタンDチャレンジカップ2026(第1戦)
日時2026年8月8日(土)19:05キックオフ
会場花園ラグビー場(大阪)
スコア日本 32 - 35 オーストラリア
前半日本 14 - 14 オーストラリア

同点で折り返した前半

日本は立ち上がりからオーストラリア相手に真っ向勝負を挑みました。SO**伊藤龍之介のトライで先制し、その後オーストラリアに逆転を許すも、NO8マキシ・ファウルア**、LOワーナー・ディアンズらのトライで食い下がり、前半を14-14の同点で終えています。

世界ランク8位のオーストラリア相手に、格下と見られていた日本が互角以上に渡り合った40分間でした。

後半、突き放されての惜敗

後半はオーストラリアがリードを奪う展開に。ハリー・ポッター、トム・ライト、マックス・ジョーゲンセンらバックスリーの選手を中心に加点を重ねられ、一時は9点差まで開きました。

それでも日本は最後まで諦めませんでした。終盤にかけて猛追し、最終的には 3点差 まで詰め寄る場面も。しかし試合終了の笛が、そのまま32-35のスコアを確定させました。

エディー・ジョーンズHCは試合後、敗因について「基礎的なスキル」の欠如を挙げ、プレッシャーのない場面でのミスが重要な局面で響いたと振り返っています。派手な戦術ミスではなく、地に足のついた部分での差 ― それがそのまま3点差になった試合でした。


21歳・伊藤龍之介が見せた、これまでにない試合運び

この試合で最も印象に残ったのは、国学院栃木高校から明治大学へ進み、いまも大学在学中のまま日本代表の司令塔を任されている伊藤龍之介(21歳・SO)のプレーぶりです。

大学生という立場でありながら、世界ランク上位のオーストラリア相手に臆する様子はまったくありませんでした。トライを自ら奪っただけでなく、試合全体のテンポを作り、劣勢の場面でも慌てずにチームを前に運ぶ ― これまでの日本代表の若手SOにはあまり見られなかったタイプの試合運びです。エディー・ジョーンズHCが抜擢当初から「世界でも有数の10番になり得る」と評価してきた片鱗が、この一戦でも随所に見えました。

一方で、まだ大学生らしい体つきなのも事実です。フィジカルの強い相手にコンタクトで当たり負ける場面も見られました。視野やスキルはすでに世界レベルにあるだけに、今後さらに体が分厚くなっていけば、日本代表の10番として長く軸を張れる存在になりそうです。まずは1週間後、この経験がどう生きるかに注目です。


8月15日、舞台はタウンズビルへ

リポビタンDチャレンジカップ2026は、日本での第1戦とオーストラリアでの第2戦によるホーム&アウェイ方式で行われます。第2戦は 8月15日、オーストラリア・タウンズビル での開催です。

花園では前半互角、後半に力の差で突き放されました。中6日というタイトな日程の中で、この3点差の悔しさをどこまでぶつけられるか。アウェイでオーストラリアから初勝利を挙げれば、8戦全敗の歴史を塗り替えることになります。

日本代表の2026年後半戦の全日程は、こちらにまとめています。

代表メンバーの所属チームや普段のプレーぶりは、RUGBY PICKSの選手名鑑からも確認できます。


※ 本記事の試合結果・スコアは日本ラグビーフットボール協会の公式発表に基づいています。

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