【プレビュー】日本代表 vs フィジー代表|先発・放送・キックオフ
2026年10月24日(土)14時50分、東京・秩父宮ラグビー場。日本代表がフィジー代表と対戦します。
日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の 創立100周年記念試合。
両チームとも100周年記念ジャージーで臨む、節目の一戦です。
試合概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | リポビタンDチャレンジカップ2026(JRFU創立100周年記念試合) |
| 日時 | 2026年10月24日(土)14:50キックオフ |
| 会場 | 秩父宮ラグビー場(東京都港区北青山) |
| テレビ放送 | 日本テレビ系全国ネット(14:30〜)/J SPORTS 1(14:10〜) |
| 配信 | Hulu(14:30〜)/J SPORTSオンデマンド(14:10〜) |
| レフェリー | ニカ・アマシュケリ(ジョージア) |
| アシスタントレフェリー | ルーベン・キーン(オーストラリア)、モーガン・ホワイト(ホンコン・チャイナ) |
| 日本代表HC | エディー・ジョーンズ |
| フィジー代表HC | ジェイク・ホワイト(10月13日就任、フィジーでの初陣) |
※ 放送開始時刻は変更される場合があります。
同日18:30からは同じ秩父宮で女子日本代表対ウェールズ代表が行われます(BS日テレ18:29〜、J SPORTS 1 18:15〜)。
男女ダブルヘッダーです。
この試合の位置付け
① 「勝って迎える」100周年
日本は9月19日、同じ秩父宮で行われたパシフィック・ネーションズカップ(PNC)決勝で、フィジーを 20-15 で下して優勝しました。
前年までの決勝は2024年が17-41、2025年が27-33と、いずれもフィジーに敗れていました。
「3度目の正直」でつかんだ、2019年大会以来のタイトルです。
今回はその 再戦。
しかも舞台は同じ秩父宮です。
フィジーにとっては雪辱戦、日本にとっては「あの勝利は偶然ではない」と示す試合になります。
② それでも対戦成績は 4勝17敗
忘れてはいけないのが、通算の数字です。
日本とフィジーのこれまでの対戦は 21戦で日本の4勝17敗。
直近の3戦も以下のとおり、すべて敗戦でした。
| 年 | 会場 | スコア(日本-フィジー) |
|---|---|---|
| 2023 | 秩父宮 | 12-35 |
| 2024 | 花園 | 17-41 |
| 2025 | ソルトレイクシティ | 27-33 |
| 2026(9月・PNC決勝) | 秩父宮 | 20-15 ○ |
日本が最後に勝ったのは2019年の釜石(34-21)。
PNC決勝の勝利は、7年ぶりの対フィジー白星でもありました。
③ 11月の欧州3連戦へ向けた最終調整
この試合の次は、11月7日のウェールズ戦から始まるネーションズチャンピオンシップの欧州3連戦(ウェールズ、イングランド、スコットランド)。
本番前の最後の国内テストマッチとして、メンバーの見極め・底上げの意味も大きい一戦です。
日程全体は2026年後半戦 全試合日程ガイドにまとめています。
日本代表メンバー(登録23名)
PNC決勝から 先発を7人入れ替え。
共同キャプテンは、ロックの**ワーナー・ディアンズ(5番)とスクラムハーフの齋藤直人**(9番)が務めます。
ジョーンズHCは、それぞれ異なる強みを持つ2人が合わさることで、世界的に見ても強いリーダーシップを発揮できると期待を示しています。
先発
| 番号 | 選手 | 所属 | 出身校 | 身長/体重 | キャップ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 紙森陽太 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 近畿大学 | 172cm/105kg | 2 |
| 2 | 原田衛 | 東芝ブレイブルーパス武蔵 | 慶應義塾大学 | 175cm/101kg | 19 |
| 3 | 為房慶次朗 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 明治大学 | 180cm/108kg | 24 |
| 4 | ジャック・コーネルセン | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | クイーンズランド大学 | 195cm/110kg | 37 |
| 5 | ワーナー・ディアンズ ◎ | 東芝ブレイブルーパス武蔵 | 流通経済大学付属柏高校 | 201cm/117kg | 37 |
| 6 | ベン・ガンター | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | ブリスベンボーイズカレッジ | 195cm/120kg | 25 |
| 7 | 下川甲嗣 | 東京サントリーサンゴリアス | 早稲田大学 | 188cm/105kg | 29 |
| 8 | マキシ ファウルア | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 天理大学 | 187cm/112kg | 28 |
| 9 | 齋藤直人 ◎ | 東京サントリーサンゴリアス | 早稲田大学 | 165cm/73kg | 36 |
| 10 | 伊藤龍之介 | 明治大学 | 國學院大學栃木高校 | 172cm/77kg | 8 |
| 11 | イノケ・ブルア | コベルコ神戸スティーラーズ | 流通経済大学 | 178cm/100kg | 3 |
| 12 | チャーリー・ローレンス | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | ハミルトンボーイズ高校 | 170cm/89kg | 9 |
| 13 | サミソニ・トゥア | 浦安D-Rocks | 摂南大学 | 182cm/108kg | 8 |
| 14 | 植田和磨 | コベルコ神戸スティーラーズ | 近畿大学 | 177cm/87kg | 8 |
| 15 | 松永拓朗 | 東芝ブレイブルーパス武蔵 | 天理大学 | 172cm/82kg | 11 |
◎=共同キャプテン
リザーブ
| 番号 | 選手 | 所属 | 出身校 | 身長/体重 | キャップ |
|---|---|---|---|---|---|
| 16 | 佐藤健次 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 早稲田大学 | 177cm/108kg | 12 |
| 17 | 大塚壮二郎 | 関西学院大学 | 関西学院高等部 | 178cm/110kg | 8 |
| 18 | 木原三四郎 | 東京サントリーサンゴリアス | 専修大学 | 181cm/108kg | 0 |
| 19 | ルアン・ボタ | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | ジュグランド高校 | 205cm/120kg | 0 |
| 20 | マイケル・ストーバーグ | 東芝ブレイブルーパス武蔵 | アングリカン・チャーチ・グラマースクール | 202cm/116kg | 6 |
| 21 | エセイ・ハアンガナ | 浦安D-Rocks | セント ポールズ カトリック高校 | 198cm/120kg | 4 |
| 22 | 藤原忍 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 天理大学 | 171cm/76kg | 21 |
| 23 | 李智寿 | 朝鮮大学校 | 大阪朝鮮高校 | 180cm/82kg | 0 |
日本代表の注目ポイント
- ハーフ団は9戦連続の齋藤直人&伊藤龍之介。 伊藤は2004年11月生まれの21歳。
明治大学の現役学生でありながら、10番を任され続けています。 - ディアンズが復帰。 8月15日のオーストラリア戦以来の代表戦で、PNCには参加していませんでした。
いきなり共同キャプテンです。 - 紙森陽太が1番で復帰。 キャップ数は2。
前列では原田衛(19キャップ)、為房慶次朗(24キャップ)が中央・右を固めます。 - バックスリーはブルア、植田、松永。 PNC決勝後半で決勝トライを挙げたトゥアは、今回13番で先発です。
- 初キャップ候補が3人。 リザーブの木原三四郎(サントリー)、ルアン・ボタ(クボタ)、李智寿(朝鮮大学校)はいずれも0キャップ。
出場すれば代表デビューとなります。
とくに李智寿は大学生で、2004年11月生まれの21歳です。 - 学生が3人。 先発の伊藤龍之介(明治大学)に加え、リザーブの大塚壮二郎(関西学院大学)、李智寿(朝鮮大学校)と、大学ラグビー界から3名が名を連ねています。
フィジー代表メンバー
PNC決勝から 先発6人を変更。
若い布陣で、ホワイト新HCの下での初陣に臨みます。
キャプテンは引き続き、栃木ホンダヒート所属のフッカーテヴィタ・イカニヴェレ(37キャップ)。
日本のファンにもなじみのある存在です。
先発
| 番号 | 選手 | ポジション | キャップ |
|---|---|---|---|
| 1 | ペニ・ラヴァイ | PR | 59 |
| 2 | テヴィタ・イカニヴェレ ◎ | HO | 37 |
| 3 | イノケ・ラヴイワサ | PR | 1 |
| 4 | メサケ・ヴォデヴォデ | LO | 19 |
| 5 | イソア・ナシラシラ | LO | 33 |
| 6 | アポロサ・ヴニヤヤワ | FL | 0 |
| 7 | キティオネ・サラワ | FL | 15 |
| 8 | モティキアイ・マリー | NO8 | 7 |
| 9 | テリオ・タマニ | SH | 1 |
| 10 | アイザヤ・アームストロング-ラヴラ | SO | 22 |
| 11 | ジョジ・ナソヴァ | WTB | 5 |
| 12 | イシケリ・ランビトゥ | CTB | 3 |
| 13 | ツイドラキ・サムサムヴォドレ | CTB | 4 |
| 14 | ナザニ・ボンギニソコ | WTB | 0 |
| 15 | アイザック・ラツマイトゥヴキ-ニープケンス | FB | 1 |
リザーブ
| 番号 | 選手 | キャップ |
|---|---|---|
| 16 | カヴァイア・タギヴェタウア | 1 |
| 17 | メリ・トゥニ | 3 |
| 18 | メサケ・ドンゲ | 30 |
| 19 | ヴィリヴェ・ミラミラ | 0 |
| 20 | ペニ・ナルマ | 0 |
| 21 | フランク・ロマニ | 45 |
| 22 | ベン・ヴォラヴォラ | 5 |
| 23 | カヴェキニ・ボセラワ | 0 |
※ キャップ数は来日メンバー発表時点の協会掲載値。
サムサムヴォドレは来日後に追加招集(マレリ・ナウヴァシの負傷離脱に伴う)。
フィジー代表の注目ポイント
- 新ヘッドコーチ、ジェイク・ホワイト。 2007年ワールドカップで南アフリカ代表を優勝に導いた名将が、10月13日に就任したばかり。
この試合がフィジーでの初陣です。 - 10番はアームストロング-ラヴラ。 前回はフルバックでしたが、今回はスタンドオフに回ります。
フルバックにはラツマイトゥヴキ-ニープケンスが入りました。 - ボンギニソコが代表デビュー。 14番のナザニ・ボンギニソコは0キャップ。
6番ヴニヤヤワも0キャップです。 - フロントローは経験豊富。 ペニ・ラヴァイ(59キャップ)とイカニヴェレ(37キャップ)が前列を支えます。
- ベンチには大物が控える。 45キャップのフランク・ロマニ、30キャップのメサケ・ドンゲが後半の切り札です。
- ラインアウト起点のモールに注意。 9月の決勝でも、フィジーはイカニヴェレがラインアウトからトライを挙げ、12-10で前半を折り返しました。
9月19日・PNC決勝のおさらい
最後に、前回の対戦を振り返ります。
日本の得点経過は次のとおりです。
- 前半: 原田衛がトライ。
フィジーは反則が多く、日本は攻撃機会を得ましたが、ターンオーバーも重なり、10-12の2点ビハインドで折り返しました。 - 後半58分: 藤原忍の巧みなパスを受けたベン・ガンターが、ゴール前から突進してトライ。
逆転に成功。
この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチはガンターでした。 - 終盤72分: 15-15に追いつかれた直後、途中出場のサミソニ・トゥアが勝ち越しトライ。
20-15で逃げ切り。
今回の先発にはガンター、トゥア、原田、藤原(リザーブ)が名を連ねています。
決勝の再現を狙えるメンバー構成と言えるでしょう。
見どころ
- フィジーの「個の力」を日本の組織で封じられるか。 9月は反則を誘発して主導権を握りました。
今回も規律がカギです。 - ディアンズ復帰のセットピース。 ロックの顔ぶれが変わったことで、ラインアウトとモールがどう動くか。
- 伊藤龍之介の10番としての成長。 フィジーのプレッシャーの中で、ゲームをコントロールできるか。
- ベンチから代表デビューする選手が出るか。 後半の展開次第で、3人の初キャップのチャンスが訪れます。
- 雨のコンディション。 協会の試合ページでは、当日の天候は雨と記載されています。
ハンドリングとキック処理が勝負を分けます。
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選手のプロフィールは、RUGBY PICKSの選手名鑑からもご覧いただけます。
試合結果は、終了後にレビュー記事としてお届けします。
※ 本記事のメンバー・日時・放送情報は日本ラグビーフットボール協会の公式発表(2026年10月22日時点)に基づいています。
カタカナ表記は同協会の掲載に準拠しています。
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