日本代表 28-34 フィジー代表|差はPG2本、最後のノックフォワード
JRFU創立100周年記念試合。日本代表はフィジー代表に 28-34 で惜敗しました。
9月のPNC決勝(20-15)の再戦でしたが、連勝はなりませんでした。
① トライもゴールも同数。差は PG 2本=6点だけ。
② 反則は 日本11・フィジー3。PGは、その反則から生まれた。
③ モールは好調。最後の連続フェーズも、あと一歩だった。
差は「PG2本」― 反則11対3
トライ4本、ゴール4本は両チーム同じ。
違ったのは、フィジーが後半に決めた2本の PG(後半60分、69分)だけでした。
最終スコアの6点差は、ちょうどそのぶんです。
反則数は日本11、フィジー3(協会の記録。
前半は日本4・フィジー1、後半は日本7・フィジー2)。
9月の決勝ではフィジーが前半だけで8つの反則を犯して日本が主導権を握りました。
今回は立場が逆でした。
好調だった「モール」
収穫もありました。モールが好調だったことです。
- 前6分、齋藤直人の先制 T は モールから
- セットプレーから前に出られる、日本の武器として手応えを残しました
最後の攻撃 ― あと一歩だった連続フェーズ
6点を追う終盤、日本は 敵陣22mのラインアウト を得ます。
ここから連続フェーズが始まります。
22mからは一気にトライまでは届きませんでしたが、マイボールを キープ し、ラインアウトした場所の 逆サイドへ展開。
ここで藤原忍がノックフォワード。
本人が一番悔しいはずです。
それでも、6点差だったので トライ+TGが決まれば35-34の逆転 でした。
このフェーズを取り切れるかどうかが、RWC2027で上位に進めるかの分かれ目だと思います。
編集部の観戦メモ ― 課題は2つ
元日本代表SHの田中史朗さん、流大さんのコメントとも重なる内容です。
① 雨なのに、自陣でのパス回しが多かった。 くもり一時雨でボールは滑る状況。
自陣深くでつなぐほど、こぼれた時のリスクは大きくなります。
反則11という数字にも表れています。
② ノックオンが多く、リズムを作れなかった。 滑るのは仕方がありませんが、数が多すぎました。
雨の日は キックで陣地を取る のが基本。
自陣では蹴って回復し、敵陣に入ってからボールを動かす。
トライを4本取れる攻撃力があるからこそ、「どこで攻めるか」の整理が次の宿題です。
光ったところ
- ワーナー・ディアンズが復帰戦で 2トライ(共同キャプテン)
- 松永拓朗の TG は 4本すべて成功
- 伊藤龍之介(明治大学)が10番で 80分フル出場
- 木原三四郎、ルアン・ボタ、李智寿の3人が 初キャップ
前半34分の「レッドカード」
前半34分、フィジーの8番モティキアイ・マリーが危険なタックル。
最初はイエローカードでしたが、別室での映像検証(FPRO)のあと、レッドカードに格上げ されました。
マリーは後半54分にベンチへ下がっています。
この時間帯(34〜54分)の得点は日本14、フィジー7。
人数面の優位を、勝ち越しに変えるところまでは届きませんでした。
この「格上げ」ルールの詳しい解説は、別記事にまとめます。
次戦は欧州3連戦
次は11月7日、ウェールズ戦(ネーションズチャンピオンシップ)。
そこからイングランド、スコットランドと続きます。
得点経過・交代
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※ 試合結果・得点経過・交代・反則数は日本ラグビーフットボール協会の公式記録に基づきます。
「編集部の観戦メモ」は編集部の所感です。
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