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サモア代表(マヌ・サモア)2026 完全ガイド — 世界に散る戦士たち、日本と同組

#サモア #マヌ・サモア #RWC2027 #ワールドカップ2027 #日本代表 #太平洋諸島 #ティア2 #ラグビー

日本がプールEで対戦する3カ国のうち、最も「つかみどころがない」相手がサモアかもしれません。

世界ランキングは20位。しかし当たれば強烈——太平洋島嶼国特有のフィジカルで、格上を何度も食ってきた国です。そして彼らの代表チームは、世界中のリーグに散らばっています

この記事では、マヌ・サモアという「世界に散る戦士たち」の構造を見ていきます。


基本データ

項目内容
愛称マヌ・サモア(Manu Samoa)
世界ランキング20位・64.73ポイント(2026年7月20日時点)
RWC2027出場権獲得済み(最終予選トーナメント経由)
プールプールE(フランス・日本・アメリカと同組)
ヘッドコーチトゥシ・ピシ(2025年4月就任)
主将テオ・マクファーランド

最終予選からの出場

サモアの2027年への道のりは、平坦ではありませんでした。

まず南米2位×太平洋4位のプレーオフでチリに敗退(第1戦32-32、第2戦12-31)。あとがなくなったサモアは、最後の椅子を懸けた最終予選トーナメントに回ります。そこでベルギーなどを相手に勝ち上がり、24番目の出場国として辛くもワールドカップ行きを決めました。

ぎりぎりの戦いを勝ち抜いての出場。それでもプールEでは、日本やアメリカと「フランスに次ぐ2位」を争う実力を持っています。


ラグビーとバスケの二刀流、主将マクファーランド

サモアを象徴するのが、主将の**テオ・マクファーランド**です。

彼はもともとバスケットボール選手でした。首都アピア近郊のモアモア出身で、子どもの頃はバスケに打ち込み、2019年にはサモアのバスケットボール代表でキャプテンを務めています(2018年のFIBAポリネシアンカップ決勝にも出場)。高校でラグビーを始め、サモアの伝説ブライアン・リマに才能を見出されて本格転向、という異色の経歴の持ち主です。2021年にイングランドの名門**サラセンズ**に加入し、196cm・115kgの体躯でバックローとして活躍しています。

ヘッドコーチのトゥシ・ピシは、自身が42キャップ・ワールドカップ3大会出場の元代表司令塔。2025年4月に就任し、フォワードとリーダーシップを軸にチームを作り直しています。

主な選手には、プロップの**マイケル・アラアラトア**(元アイルランド・レンスター等でプレー)らがいます。


データで見るサモア — 「世界分散型」の典型

サモア代表の最大の特徴は、選手が世界中のリーグに散らばっていることです。

RUGBY PICKSの名鑑データで現役サモア代表を集計すると、所属はスーパーラグビー、フランスのトップ14、日本のリーグワン……と多方面に分かれ、半数以上は上記6大リーグの「外」——フランスの2部やイングランドの下部リーグなど、世界の中堅リーグでプレーしていました。

これは、フランスや日本のような「国内集中型」とは正反対です。サモア国内には、選手を養えるプロリーグがありません。だから才能ある選手は、より良い環境を求めて世界へ出て行きます。さらにサモアの場合、ニュージーランドやオーストラリアで生まれ育ったサモア系選手が代表資格で加わるケースも多く、これも「世界に散る」構造を強めています。

強豪と互角に戦える身体能力を持ちながら、選手を国内に留められない——サモアは、太平洋島嶼国ラグビーが抱える構造を最も分かりやすく体現した国です。


日本にとってのサモア戦

プールEで、日本はサモアと直接対戦します。両国はパシフィック・ネーションズカップなどで頻繁に顔を合わせてきた「見知った相手」です。

フランスが頭一つ抜けるプールEでは、日本・アメリカ・サモアの3カ国による2位争いが本命の構図。サモアのフィジカルをどう抑え込むかは、日本がラウンド16へ進むための鍵の一つになります。当たれば怖い相手だけに、この一戦は勝ち切りたいところです。


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サモア代表の現役選手は出場国ページから一覧できます。

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